2023年は松代藩真田家最後の藩主・真田幸民が亡くなって120年忌にあたります。幸民は伊予宇和島藩・伊達家から真田家に養子に入りました。
また、3代藩主・真田幸道の正室・豊姫(法雲院)も宇和島藩伊達家から真田家に輿入れしており、今年で350年にあたります。
現在の長野市松代、千曲市で栽培の盛んな杏は、豊姫が持ち込んだという伝承があります。
そこで、真田家、宇和島藩伊達家を結ぶ杏をテーマに「杏サミット~杏がつなぐヒト・モノ・コトの交流~」を開催します。
杏を通して松代、宇和島、それぞれの地域の歴史を振り返り、ふるさとについての理解と愛着を深め、元気な地域づくりに寄与することを目的として開催します。
当日の模様は下記からご覧いただけます。(閲覧期限:令和6年3月31日まで)
■9:00~12:00
「杏がつなぐご縁」シンポジウム・第1部
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・基調講演「幕末動乱期の松代藩と宇和島藩」
講師:岩下哲典 氏(東洋大学教授)※リモート参加
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・講演会「松代藩真田家・宇和島藩伊達家の歴史」
(1)真田家の歴史 講師:眞田幸俊 氏(慶應義塾大学教授)
(2)伊達家の歴史 講師:伊達宗信 氏(宇和島伊達文化保存会理事長)
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・パネルディスカッション「松代藩真田家と宇和島藩伊達家の縁」
パネリスト:眞田幸俊 氏、伊達宗信 氏
コーディネーター:岩下哲典 氏(東洋大学教授)