概要
長屋門
概要
19世紀前半に建てられ、茅葺の母屋と隠居屋、土蔵・池・畑が揃う、松代城下の典型的な武家屋敷です。建物と敷地がそのまま残る貴重なものとして、国の重要文化財に指定されています。
長屋門
入口両側に長屋がある大きな長屋門です。長屋門は江戸時代に武家屋敷の門として多く作られた形式の門です。「長屋門」という名の通り、当時は家臣や使用人の長屋として利用されていました。
横田家式台入口(横田家の人々)
隠居屋
横田家式台入口(横田家の人々)
明治時代以降、横田家は数多くの人材を輩出しました。横田家出身の横田英(のちに和田英)は、現在の群馬県に設立された官営富岡製糸場で製糸技術を学び、松代へ戻ってからは、その技術を教える指導員となりました。女性の社会進出の先駆けとなった人物です。その他、明治時代の鉄道大臣・小松謙次郎や大審院長を務めた横田秀雄などの生家でもあります。
隠居屋
こじんまりとした離れは隠居屋です。今の2世帯住宅と同じですね。
横田家の畑
横田家の畑
畑では、自家用の作物がつくられていました。こうした畑があるのも、松代城下の武家屋敷の特徴です。今でも近隣の子どもたちがサツマイモづくりに使用したり、ワークショップに使用する「綿」「藍」「紅花」などを栽培しています。敷地のほぼ半分の1,600㎡が畑でした。